RaspberryPiとICカードリーダ
こんにちは!つま先に手が届かない人です。
今回は久しぶりのraspiネタです。
非接触ICカードリーダを買ったので、それを使ってICカードのIDをとるまでのメモを残しておきます。
買ったのはこれ。
www.sony.co.jp
SONYのRC-S380です。raspi系でこれを使ってる人をよく見かけるのと比較的新しいモデルなので購入しました。
こんな感じです。
まず、PythonからUSBを使う為のパッケージをインストールします。
$ sudo apt-get install python-usb
次にNFC規格カードを読み書きする為のnfcpyをダウンロードします。
$ wget https://launchpad.net/nfcpy/0.10/0.10.0/+download/nfcpy-0.10.0.tar.gz $ tar xvzf nfcpy-0.10.0.tar.gz
nfcpyの最新バージョンはこちらから確認できます。
解凍したディレクトリ内にいくつかサンプルスクリプトがありますが、
カードの読み取りはtagtool.pyというファイルの実行で行えます。
$ sudo nfcpy-0.10.0/examples/tagtool.py
これにより、以下のような結果が取得できます。
(それぞれの値は実際の値ではありません。)
IDm=031402145812f56f PMm=140b4b498435e0ff SYS=a283
意味は以下の通りです。
名前 | 意味 | 説明 |
---|---|---|
IDm | 製造ID | カードを識別する為のID |
PMm | 製造パラメータ | カードの種別と性能を識別する為のパラメータ |
SYS | システムコード | システムを特定する為の値で、事業者および使用目的ことに割り当てられる |
詳細はこちらからどうぞ〜
IDmがカードごとに振り分けられているユニークなIDです。
今の私の持っているカードでは、SUICA, nanaco, edyで読み取ることが出来ました。
アミュパスはダメでした(真顔)
他のデバイスとの組み合わせを考えているので、
何か完成しそうになったらまた書こうと思います。